なかには「クルマという買物をするんだから、見ず知らずの中古車店で購入するのでは芸がない。何かコネを使って買おう」と考えている人も多いはずだ。実際のところ、知人や友人から中古車店を紹介してもらって買うとトクをする、と思い込んでいるユーザーも目立つ。あの人の紹介なんだから、いい中古車をうんとサービスして売ってくれるだろう、というわけだ。ものぐさな人になると、紹介してもらった中古車店に「予算一〇〇万円で1500?クラスのセダンをさがしてください」などと、クルマ選びを一任してしまうこともある。
[おすすめサイト]
Goo-net中古車情報
http://www.goo-net.com/index.html
しかし、この方法はあまりすすめられない。おはずかしい話だが、私も一〇年ほど前にこの“おまかせ買い”をやって、失敗したとあとで悔やんだ経験がある。取材で知り合った、新車ディーラー系中古車店の販売課長氏に、「五〇万円の総予算でエアコンつきの1200〜1400?車をみつけてくれ」と頼んだ。出てきたクルマはチェリーFH1400クーペのからし色。車検残が半年しかなく、フェンダーの上には前のオーナーがつけた趣味の悪い車幅灯がのっている。しかし、「よく走る」「極上もの」「こんな値段ではふつうは売らない」などの売り込みがあり、頼んだ手前ムゲにも断われず契約した。ところが、よく考えてみれば、このクルマ、当時の市場では不人気車。しかも、ボディカラーも敬遠される色。さらに、車幅灯の改造つきだ。