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力のつけ方

力のつけ方ですが、これは社会科に限らずどのようなことでも「なぜそうなるのか?」と立ち止まり、問いかける知的習慣が欠かせません。基本的に物事は原因と結果がワンセットになっています。暗記学習は「結果」のみを機械的に覚えていくものですが、これでは「なぜ?」という問いかけ力が育たないのは、言うまでもありません。例えば世界史の勉強をするときに、教科書のみではなく地図や年表を見る習慣をつけて、今勉強していることがどこで起きたことなのか、同時期に近隣の地域ではどんなことが起きたのかを調べてみる。すると、なぜそのような出来事が起きたのかが理解できるようになります。万里の長城はなぜできたのか、と自らに問いかけてみる。建設が始まった頃に、近隣の地域を調べてみると、当時騎馬民族が隆盛を極めていたことが分かる。すると、万里の長城は、騎馬民族から自国を守るために建てられたものだと理解できる、といった具合です。これは学力がつくだけではなく、その子が教養を深めるために大いに役立つ勉強法だと言うことができます。

植物は、化粧品の新たな可能性

牛を使えなくなったメーカーが新たに目を向けたのが、魚であり植物なのだ。とりわけ植物は、化粧品の新たな可能性を示すとして10年ほど前からクローズアップされている。アロマテラピー(芳香植物から抽出した精油を使った療法)の普及に見るように、植物の心地よい香りで精神的な安息感、いわゆる癒しを求める女性は少なくない。「ナチュラル」をうたう化粧品の多くは、従来、無香料がお約束だった。香りがない方がナチュラルだという考え方がベースにあったからだが、最近では材料が元から持っている香りを消すのではなく、生かした方がよりナチュラルだという発想に変わりつつある。天然=安全性というイメージに加えて、香りによる「癒し効果」も植物人気を押し上げている。フランス・プロヴァンス生まれの化粧品ロクシタンの人気は、こうした流れの産物だ。プロヴァンス産の植物素材を使い、オリーブやラベンダーなど季節ごとのハーベスト(収穫)コレクションを発売するなど、ナチュラルでちょっと田舎っぽい雰囲気(あくまでもフランスの田舎である点が重要)を醸し出すなど、演出方法も巧い。植物由来の香りがファッションに落とし込まれているから、癒し効果が高まるのである。

死者の霊は私たちのそばに

神葬祭の考え方というのは死者の魂を大事にする。遺体は亡骸であり、大切にされなければならないが、霊魂のほうが、大切にされるのである。亡くなるということは霊魂が身体から離れることを意味する。亡くなった人の霊魂は遺体から依り代である「霊璽」に移される。これは遷霊式と呼ばれ、もっとも重要とされている儀式である。霊璽は仏式の位牌にあたり、木製で「木主」ともいわれる。死ぬことを「帰幽」という。つまり、自然に還るということである。仏教の場合、死後、死者は西方浄土へ往くなどといわれる。これに対して神道では、死者の霊は自分たちの近くにいて、守ってくれる存在になるという考え方である。最近は、死後の世界を表すのに限らず、一般的にも「自然回帰」などということがいわれるので、もしかしたら、神道のこの考え方は、今後広く受け入れられていくかもしれない。